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可動域調整×モビリティヨガ
憧れの状態にどうしたら近づけるのか?
ひたすら練習?ストレッチ?トレーニング?
運動をされている方や自身の姿勢を良くしたい方。
自身の身体と向き合えば向き合うほど、
自分の理想が明確になっていき、
課題となる問題が出てくるはずです。
いくら努力しても、簡単には越えられない壁が立ちふさがることも。
そんなときどうしますか? ひたすら練習を繰り返す?
本当にそれで解決できるでしょうか?
壁が越えられない原因は「あなたの努力不足」ではなく、
別にあるのかも。
1.原因は骨格。可動域の制限を開放しよう。
ストレッチやトレーニングによって、筋肉や筋膜の調整を行うことは、勿論、重要です。
しかし、それだけではアプローチが足りない場合があります。
それが”骨格”です。
筋肉は”骨”に付着し、時には関節をまたぎながら収縮・弛緩することで全身の動きを作り上げます。
つまり”骨”の位置や可動域のバランスが崩れていれば
筋肉・筋膜の動き、そして全身の動きのバランスが崩れてしまうことにつながります。
2.骨格のバランスを整えるにはどうすれば?
骨格のバランスを整えるには、
動かしたい部位の解剖学的構造や
周辺の骨格・筋肉・筋膜などの知識が必要となります。
筋肉は、基本的に骨に付着しています。
例えば、セルフケアによって
筋肉の収縮・弛緩のバランスを整えることで
結果的に骨格を整えることは可能です。
しかし、
しっかりとした知識を持たないまま
やみくもにストレッチやトレーニングを繰り返しても
効率が悪いうえに、
逆効果となってしまうパターンも。
また、下手をするとケガにつながるリスクもあります。
自分の目的や身体のバランスに合った
ストレッチやトレーニングを
的確に行っていく必要があるのです。
3.可動域を広げるためには「脳」とリンクすること
筋肉は日ごろの生活習慣や運動習慣、
これまでの運動履歴や日ごろの癖となっている動きによって
バランスが積み上げられ、作られています。
この”バランス”は脳に記憶されており、
脳からの指令が神経を通って筋肉に伝わることで、
わたしたちは日々姿勢を保つことや
運動することができています。
「可動域を広げる」というのは、
機能解剖学的な視点からのアプローチも重要ですが、
”可動域が広がった”
”もっと広く、大きく動かせる”
という情報を
脳にお知らせし、記憶してもらわなければ叶いません。
実は、多くの人がここで躓きます。
4.運動の記憶「手続き記憶」
脳は、「手続き記憶」という記憶のシステムを持っています。
これは”運動の記憶”を残すときに使われるシステムです。
たとえば、自転車は数年乗らなかったとしてもまた乗れますよね。
これは自転車の運動の記憶を
手続き記憶として脳が保存してくれているためです。
可動域を脳に記憶させるには、
ストレッチやエクササイズ・トレーニング等によって得た
”新たな可動域”を
脳に伝える必要があります。
つまり、
可動域を広げる ⇒ 新しい可動域での運動を行う
このプロセスの”継続”によって
効率よく脳に可動域を記憶させることができます。
5.人間に備わる「ホメオスタシス」
人間には「ホメオスタシス」という機能が備わっています。
ホメオスタシスとは”恒常性”を意味します。
体内の環境を”一定”に保とうと働く力のことです。
この働きにより、人間は「冬眠」せずに冬を越し
夏は汗をかいて自身の内部環境を調整しています。
筋肉や骨格、可動域に関しても同じ力が働きます。
1日2日で、ハードなトレーニングやストレッチを繰り返しても
脳は「一定の状態」を好みますので
もとの状態が「安定・安心」として効果が薄らいでしまうのです。
そこで、一番大切になってくるのが「継続」です。
トレーニングやストレッチ、もしくは整体やヨガレッスンなどによる
可動域や柔軟性、身体の動き方や心の在り方
これらの”変化”を維持していくことで
その状態が「当たり前」としてアップデートされていきます。