【篩骨】骨勉
こんにちは(*^^*)整体×ヨガのプライベート隠れ家サロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です。 今回は「篩骨」(しこつ)の勉強をアウトプットです。 あまり聞きなれない名前の骨ですが 脳頭蓋を形成する骨の1つで、 眼窩や鼻腔を形成するにあたって重要な骨になります。 形もなかなかユニークでおもしろいです(^^♪
篩骨ってどんなの?
篩骨は上の写真のように、眼と眼のあいだ、眉間のところにある
四角形な感じの骨です。
脳頭蓋を形成する6つの骨のひとつです。
(脳頭蓋:前頭骨・頭頂骨・後頭骨・側頭骨・蝶形骨・篩骨)
また、篩骨には小さな孔が沢山あり、”体積に対して軽い”のも特徴のひとつだそうです。スカスカなんですね!
また、他の骨との連結でいうと
・前頭骨
・蝶形骨
・鼻骨
・上顎骨
・涙骨
・口蓋骨
・下鼻甲介骨
・鋤骨
とたくさんの骨と連結しています。
また、筋肉の付着がないのも特徴のひとつといえます。
篩骨の部位説明
位置する場所からもわかるように、 眼窩の形成と鼻腔の形成に関わっており 大きく4つの部位(篩板・垂直板・迷路・眼窩板)に分かれています。 ■篩板 頭蓋底の一部を形成しており、嗅球ー嗅神経終末を支え、嗅神経の枝が通る経路となる孔が沢山あります。 篩板前方では、前頭骨と連結。 側方では前頭骨眼窩部と連結 後方では蝶形骨前縁と連結しています。
■鶏冠 篩板から上方に向けて突出している部位で、硬膜を大脳鎌に付着させる役割を担っています。
■垂直板 鋤骨とともに鼻中隔をつくる部位です。鼻中隔は、鼻腔の左と右を隔てる壁のことです。
■迷路(外側塊) 篩板の下方にあり、垂直板によって左右に分けられています。 蜂の巣のような構造をしており篩骨蜂巣(しこつほうそう)と呼ばれる構成をしています。
■洞(篩骨洞) 迷路に空いた孔のことで、篩骨蜂巣のことです。 篩骨蜂巣は ・上顎洞 ・前頭洞 ・蝶形骨洞 とともに副鼻腔と呼ばれます。
■眼窩板 迷路外側の薄い骨板のことです。眼窩内側壁の主要部を形成する部位です。
■中鼻甲介
鼻腔内壁の一部を形成する部位のことです。
上鼻甲介、下鼻甲介とともに鼻腔内の空気の通り道(鼻道)を形成します。
まとめ
篩骨、なかなかユニークな形の骨です(^^♪ いままであまり注目したことなかったのですが、鼻や眼窩とのつながりが深いので 覚えておいたほうがよさそうです。 今回も勉強になりました! 何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪ 最後まで御覧いただきありがとうございました!
Comments