【尾骨のはなし】骨勉
こんにちは(^^♪整体×ヨガのプライベートサロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です。
今回は【尾骨】のはなしです。
何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪
尾骨とは?
尾骨は仙骨の下に位置する骨で、
尾骶骨(びていこつ)尾閭骨(びりょこつ)などと呼ばれることもあります。
尾骨は3~6個の尾椎が癒合してできたもので、
尾椎の数には個人差がありますが、一般的には4個の尾椎が1つの尾骨となっています。
また、尾椎は下にいくほど萎縮し小さくなっています。
尾骨は「尻尾の名残」とされており、胎生期には9つの尾椎がありますが
成長の過程で消えていき、最終的に3~6個となり、癒合していきます。
尾骨 付着する筋肉
起始筋
■大殿筋
股関節での大腿の伸展、外旋と外転
起始:腸骨の後臀筋線、仙骨下部の後面、尾骨の側、仙棘筋の腱膜、仙結節靭帯および臀筋腱膜
停止:大腿筋膜の腸脛靭帯における上部繊維、臀筋粗面で下部線維
停止筋
■恥骨尾骨筋
骨盤内器官の位置を維持します
起始:内閉鎖筋筋膜に沿って走行する坐骨棘および腱弓
停止:尾骨および肛門尾骨縫線
■尾骨筋
分娩及び排便時に尾骨を前方向に引く、骨盤内器官を支える
起始:坐骨棘、仙棘靭帯
停止:尾骨および仙骨の外側縁
こんな小さな骨にも大殿筋のような大きな筋肉の一部がついてるんですね!
まとめ
尾骨は尻尾の退化したもの、ともされているので 付いている意味があるのか?少し謎なとこもありますが、 骨盤底筋群の一部や、その周りの靭帯が付いていること、 仙骨と尾骨の間の仙尾関節の屈曲が仙骨や寛骨の動きに影響を与えることが考えられます。 小さい骨だけど、完全になくなってはいないし何かの役には立っているのかも? 最後までごらんいただきありがとうございました! 何か参考にしていただけると嬉しいです。
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